外科手術 surgery 2004 6 9
政治家は、口では、「行政改革が必要である」と主張するが、
現実にやっていることは、
「看板だけの行政改革」や「先送りの行政改革」です。
「改革をやった」と言っても、看板を変えただけ。
「改革を推進した」と言っても、中身は、先送りしただけ。
もはや、こうした「行政改革」という「内科的な治療」では無理です。
政府の改革には、「外科手術」が必要です。
そのためには、「金利上昇」というメスが必要です。
外科手術 surgery 2004 5 1
今日(5月1日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「物価小幅上昇でも、金融緩和」
現在では、私は、金融緩和には反対です。
金融緩和は、政府部門を甘やかすだけです。
改革の焦点は、
民間部門から、政府部門へと移りつつあります。
こういう状況で、日銀が、いつまでも金融緩和をしていては、
いつまで経っても、政府部門は、それに甘えて、改革が進みません。
政府の改革は、内科のような治療では無理です。
政府の改革には、「外科手術」が必要です。
そのためには、「金利上昇」というメスが必要です。
ここは、たとえ憎まれても、
「攻めの金利上昇」が必要です。
国家再建には、決断が必要なのです。
長期的に見れば、甘やかすことよりも、
金利上昇を考えるべきです。